臨床家が発起して「未病学会」が設立されました。
未病学会は、日本未病研究学会に所属する鍼灸師、柔整師、薬膳調理師等の臨床家、実務家を中心に結成されました。中国から伝わる伝統未病を研究する学術団体です。その他各種研究所研究者等の幅広い分野から参加頂いております。当学会に医師が少ない理由は未病は未だ病気ではないからです。
未病概念についても、「健康状態の範囲ではあるが病気に著しく近い身体又は心の状態」を言うと定義しています。従って、他覚症状、自覚症状がある場合は病気と考えています。他覚症状、自覚症状も他覚症状もなく上記に近い健康状態を未病と言います。従って、学問的には未病は健康管理、保健学の範疇に分類されると考えます。詳しくはこちらをご覧ください。